清水 栄次 西山 喬之
三和メッキ工業(株)
専務取締役
清水 栄次
三和メッキ工業(株)
WEBセールス統括マネージャー
西山 喬之

めっき職人全国爆走中!

…なんとも滑稽でおふざけのようなネーミングと、ブログに見る2人の珍道中。
もちろん既存取引先様をはじめ、全てのお客様に私共「めっき屋」を身近に感じて頂ければとの想いからのコンセプトです。

しかしながら本当にお伝えしなければならないこと、
本当に我々がしなければならない使命をご理解頂くため、少しお話をさせて下さい。

三和メッキ工業は2000年頃より本社HPを作成、当初目指していた戦略は「めっきの百科事典」のような分かりやすいHPです。

その後リニューアルを繰返し、現在のHPに辿り着くまで10年近い歳月が流れています。
その間リアルの世界では、いまや最低限のステータスとも言われているISO9001、ISO14001の取得、まためっき業界初の取得となった、ISMS(情報セキュリティマネジメント認証制度)の取得をはじめとし、試作めっき~量産立ち上げの活動、新しいめっき皮膜の開発などなど、常に高い目標を設定して家族のような社員全員が一丸となり突っ走ってまいりました。
そして今後も三和メッキ工業(株)の伝統としてそれは続きます。

本当にありがたいことに、HPからのお問合せ、お引合い、ご発注は数多く、それに伴うお客様と私どものやり取りもメール・お電話・FAXなどで、日本全国から海外まで、物理的な距離のハンデをほとんど感じないスムーズなお仕事が可能な状況が続いています。

しかし、お問合せを頂いたお客様のお言葉の中に

「いつもHPを参考にしています!」
「綺麗で見やすいHPで、若手社員の教科書にさせて頂いています!」
「どのめっき屋さんよりもわかりやすく、具体的・詳細な記載が非常に助かります」
「めっきの発注先を選定する際に、HPを見つけ、ここしかない!と思いました」

などなど、たくさんのお褒めのお言葉を頂くにつれ、たいへん光栄である反面、今の状態が未来永劫続くはずはない。自分たちは常に前に進まなければならない。 もしもインターネットがなくなった時、それでも自分達はめっき屋であり続けたい!
という思いが沸き起こってきたのです。

電話で伝わらない何か、メールで伝わらない何か、FAXでは読み取れない何か、それらを完全に理解していたのは、現在の洗練されたビジネスマンよりもむしろ、日本全国を自分の足で歩き回り、創業以来現代まで数百年の歴史を持つ老舗を立ち上げた中世、江戸時代の商人(あきんど)の方々なのではないでしょうか。

あえて自分たちを客観的に評するのであれば、
インターネットの上にあぐらをかいていた」部分があるのかもしれません。
実際そうなのかもしれませんし、そうでないのかもしれません。
しかし、もっと重要だと思うことは、

「自分たちがやって楽しいこと、気持ちのいいことを徹底的実践する!」
ということです。

お客様と実際にお会いして、ご意見・ご要望・ご不明な点をざっくばらんにお話頂く、
そして日頃の感謝の気持ちを、直接お国訛りで誠心誠意、真心と共にお伝えする

これこそが、我々がどこかでついつい忘れがちになっている基本であり、原点なのです。

遊びは仕事のように、仕事は遊びのように
馬鹿げていると後ろ指を指されることもあるかもしれません。
全ての人に理解されることはないのかもしれません。
それでも私共はお客様の元を行脚し、感謝の気持ちをお伝えしたいのです。
いつもたくさんのお仕事を頂きながら、気がつくとご無沙汰してしまっているお客様、会社の規模の大小・お仕事内容の規模の大小が問題ではありません。
福井のとあるめっき屋信頼し、期待して下さるお気持ちが嬉しいのです。

まだまだ、お客様が本当に望んでいることや、不安に感じていること。
もっと表面を硬くしたい!もっと滑らせたい!もっと離型性を向上させたい!
地元のめっき屋さんが話を聞いてくれない!もっと詳細な意思の疎通をしたい!
潜在的にお持ちのご要望をお伺いすることができれば幸いです。
「なんだ、三和メッキさんも実際に会いにきてくれるんだ!」
という、小さな驚きを皆様に与えられたらさらに幸いです。

自分たちのお客様のお顔も知らない、という状況でお仕事をするのは忍びない!
今後とも私共のお客様への感謝の気持ちをお伝えする旅は続きます
いずれお会いできます日を楽しみにしております。

平成20年6月10日
三和メッキ工業株式会社
専務取締役 清水 栄次
西山 喬之