【福井】2008年12月06日
本日は、三和メッキ工業に、地元の小学校6年生の皆が、
めっき処理を体験する為に先生や親御さんと
一緒に遊びに来てくれました。
お迎えするのはおなじみの、邪悪なお兄さん達でございます。
(邪悪なおじ様は、邪悪すぎる為に自主規制。 相変わらずしらこいねん!笑)
さて、上記で私ルーキーが手にしているのは
「空き缶」
でございます。
特に、スチール缶だけを集めて、
事前に塗装剥離とバフ研摩までを処理済みでございます。
そして、今日子供達に体験してもらうのは…
特製!元・空き缶のオリジナルペン立てです!!
朝、三和メッキに集合してくれた皆さん。
実は今朝は大雪!!吹雪の中を集まってくれました。
めっき処理に関して、
あらかた説明を行なってから、
いよいよ!
「冶具づくり」に挑戦です。
冶具とは、めっきの際に製品を保持し
かつ陰極側として製品に通電する為の大事な道具となります。
そこで、三和メッキで冶具を作らせたら
右に出るものはいない(左側から皆に追い抜かれる感じ)黒ちゃんの登場です。
初めに見本となる冶具を手早く作成し
次はいざ皆さんにやってもらいましょう。
小学生にはちょっと過酷すぎたでしょうか、
皆、針金を曲げる作業に苦戦していた模様。
先生方も慣れない手つきで負けじとがんばっております。
それでも一生懸命取り組む姿というか、
子供の集中力ってあなどれない。
何とか全員が冶具を作り上げることができました。
いよいよ現場に出てめっき処理工程に移ります。
さて、まずは工程の概要を実際の処理ラインを前に説明します。
まず最初の工程は
「脱脂(だっし)」です。
製品表面の機械油や汚れを除去する工程です。
そして、
脱脂が終わったら、水洗-酸活性、
前処理工程は続いてゆきます。
しかし、ストライクする時には
まばたきする間も惜しんで時間管理せよと
入社時に叩き込まれているはずの黒ちゃんが
痛恨のまばたき。 嗚呼…。
子供達も南無三状態で拝まれています。
さて、前処理が終わるといよいよ
実際にニッケルめっきに移るわけですが、
その前に、
黒「その前に、おじさんにメアド教えてもいいよって子いますー?」
先生「そ、そういうのはマジで勘弁してくださいっ」
などのアクシデントもありつつも、
無事皆さんめっき漕に製品を投入できました。
中には、めっき浴中のバブリングの影響で
液の中に品物を落っことしちゃう子もでる場面もありましたが、
何とかリカバーして事なきを得ました。
めっきがあがるまでおよそ30分間。
その間を利用して工場内を見学してもらいました。
バフ研摩やアルマイト、硬質クロムに無電解ニッケルや黒染まで見てもらいましたが、
特に、現在処理中だった‘自転車丸ごと再めっき’に皆興味津々!!!
これ20万円するんやでー。
そして、かなりの勢いで意外だったのですが、
三和メッキの自動研磨の守護神であるN氏が
実は子供達に大人気であることが判明しました!!!!
見てください。向こうの方で寂しそうにしているルーキーを。
俺の方が歳近いゆうねん。
いろいろいっさいがっさいやっさいもっさいすったもんだありましたが、
どうにか全員が最終的にクロムめっきまで処理できまして、
1人1個、自分だけの思い出の品を手に家路についてもらうことができました。
終わりの挨拶で簡単に述べましたが、
実は、めっきの原理など、電気化学的なことって
小中高と学校では教わらなかった気がします。
ちょっとだけ同級生に差をつけて、
これから立派な大人になっていってもらいたいものです。
立派でない大人は、そう思いました。
寒い中長時間お付き合い頂いた保護者の方々、引率の先生方
そして今日の主役の6年生の皆さん。お疲れ様でした。
謝っ!!
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【福井】2008年12月06日
本日は、三和メッキ工業に、地元の小学校6年生の皆が、
めっき処理を体験する為に先生や親御さんと
一緒に遊びに来てくれました。
お迎えするのはおなじみの、邪悪なお兄さん達でございます。
(邪悪なおじ様は、邪悪すぎる為に自主規制。 相変わらずしらこいねん!笑)
さて、上記で私ルーキーが手にしているのは
「空き缶」
でございます。
特に、スチール缶だけを集めて、
事前に塗装剥離とバフ研摩までを処理済みでございます。
そして、今日子供達に体験してもらうのは…
特製!元・空き缶のオリジナルペン立てです!!
朝、三和メッキに集合してくれた皆さん。
実は今朝は大雪!!吹雪の中を集まってくれました。
めっき処理に関して、
あらかた説明を行なってから、
いよいよ!
「冶具づくり」に挑戦です。
冶具とは、めっきの際に製品を保持し
かつ陰極側として製品に通電する為の大事な道具となります。
そこで、三和メッキで冶具を作らせたら
右に出るものはいない(左側から皆に追い抜かれる感じ)黒ちゃんの登場です。
初めに見本となる冶具を手早く作成し
次はいざ皆さんにやってもらいましょう。
小学生にはちょっと過酷すぎたでしょうか、
皆、針金を曲げる作業に苦戦していた模様。
先生方も慣れない手つきで負けじとがんばっております。
それでも一生懸命取り組む姿というか、
子供の集中力ってあなどれない。
何とか全員が冶具を作り上げることができました。
いよいよ現場に出てめっき処理工程に移ります。
さて、まずは工程の概要を実際の処理ラインを前に説明します。
まず最初の工程は
「脱脂(だっし)」です。
製品表面の機械油や汚れを除去する工程です。
そして、
脱脂が終わったら、水洗-酸活性、
前処理工程は続いてゆきます。
しかし、ストライクする時には
まばたきする間も惜しんで時間管理せよと
入社時に叩き込まれているはずの黒ちゃんが
痛恨のまばたき。 嗚呼…。
子供達も南無三状態で拝まれています。
さて、前処理が終わるといよいよ
実際にニッケルめっきに移るわけですが、
その前に、
黒「その前に、おじさんにメアド教えてもいいよって子いますー?」
先生「そ、そういうのはマジで勘弁してくださいっ」
などのアクシデントもありつつも、
無事皆さんめっき漕に製品を投入できました。
中には、めっき浴中のバブリングの影響で
液の中に品物を落っことしちゃう子もでる場面もありましたが、
何とかリカバーして事なきを得ました。
めっきがあがるまでおよそ30分間。
その間を利用して工場内を見学してもらいました。
バフ研摩やアルマイト、硬質クロムに無電解ニッケルや黒染まで見てもらいましたが、
特に、現在処理中だった‘自転車丸ごと再めっき’に皆興味津々!!!
これ20万円するんやでー。
そして、かなりの勢いで意外だったのですが、
三和メッキの自動研磨の守護神であるN氏が
実は子供達に大人気であることが判明しました!!!!
見てください。向こうの方で寂しそうにしているルーキーを。
俺の方が歳近いゆうねん。
いろいろいっさいがっさいやっさいもっさいすったもんだありましたが、
どうにか全員が最終的にクロムめっきまで処理できまして、
1人1個、自分だけの思い出の品を手に家路についてもらうことができました。
終わりの挨拶で簡単に述べましたが、
実は、めっきの原理など、電気化学的なことって
小中高と学校では教わらなかった気がします。
ちょっとだけ同級生に差をつけて、
これから立派な大人になっていってもらいたいものです。
立派でない大人は、そう思いました。
寒い中長時間お付き合い頂いた保護者の方々、引率の先生方
そして今日の主役の6年生の皆さん。お疲れ様でした。
謝っ!!