そして2日目。

またもや2日目を過酷な日程にするのが常です。

朝8時に出発し、2時間かけて余裕で到着を予定していた

A社様への道のりですが、いきなり横浜で人身事故の洗礼を受け、

大幅なダイヤの乱れ！！

一時はどうなる事かと思いましたが、

何とか座間の相武台まで辿り着きました。

途中、アポの時間を1時間も間違えるという

僕の不始末も発覚しつつも陳謝しながら

てくてくと駅から歩きます。

祝福してくれるかのように上空を戦闘機の一群が通過。

　そしてようやく辿り着きましたお客様のもとへ。

ご担当者様に出迎えられ、

感無量でお打合せへ。

本題は完全にクローズということで、

かくかくしかじか、貴重なお話を聞かせて頂いたり、

誠心誠意、めっき処理のお話をさせて頂く事ができました。

で、普段はとにかく無口で、シャイなマルチが

ここでしゃしゃり出てご担当者様との撮影をお願いしましたところ、

社内の許可まで確認して頂いて問題なく撮影OKとの事。

　メールからの1本のお問合せが、

対面してのお打合せに発展。

こういうとき、いつもネットの可能性というものに感謝する次第でございます。

S様、お忙しい中誠にありがとうございました。

　あーしかし、この日の朝は焦りましたが

どうにか本来の日程に戻す事ができました。

お昼は抜きで、いよいよ平塚方面へ。

あのー全然関係ないですけど

野球オタクの僕としては、’９８年夏の甲子園での

平〇学園の大逆転劇が思い出されてしょうがなかった訳です。

熱かったなーあの夏。

というわけで、駅に降り立った瞬間

非喫煙者であるマルチのはやる気持ちを抑えてもらって

喫煙所へ直行。堪忍して。

　で、ミオ君で行程を確認。

あ、すんません。

タクシーで。

だって遠いんだもん

間に合わないんだもん。

というわけで、

お客様名・訪問内容は開示できませんが、

とにかく、お名前だけで運転手さんも場所がピンとくる、A社様の元へ。

広い敷地内をそろりそろり歩いてご担当者様と面会です。

不具合の解決、というよりは新規開発イメージの具現化に向けて

という前向きな案件でございまして、

がぜん僕らの、というかむしろマルチのフィールドではないですか！！！

またもやはやる気持ちをおさえて、冷静にご提案をさせて頂きました。

ご担当者様、帰社後すぐに例の件用意しておりますので

しばしお待ち下さいませ！！

お忙しい中誠にありがとうございました！！

　さて、

長かった今回の旅もいよいよ残すところあと1社の

お客様となってしまいました。

同じく平塚市内、ミオ君的には4kmぐらいの距離でしたでしょうか。

時間が5時間もあれば完全に歩いてたと思います。

でも、30分しかないのであれば、

あ、すんません。

タクシーで。

合言葉の登場です。

さっそく、先日めっき処理を連続してご依頼頂いたJ社様へ。

オフィスと併設して、食品の実店舗も展開されており、

お通し頂いたミーティングルームもすごくお洒落で弊社も参考になりました！

めっきのお話も良い情報を頂けましたし、

何より、驚きの事実が発覚したのが大きかったでございます。

ご担当のO様が熱心に問題解決に取り組まれておりましたので、

私どもも真剣に、とあるめっき皮膜をご提案させて頂きました。

帰社後、例の件を用意しております。

しばしお待ち下さいませ！！

　そして、J社様とのお打合せ後、

またもや恥ずかしながら僕は

｢駅はどっちですか？｣

などと聞いてしまい、

歩いて3分のところに駅があることを教えてもらいまして

本当に旅の恥はかきすてでございました。

それでも皆々様の親切のお蔭様で

何とか全日程を終了し、

後は余裕で新幹線を待つ。

ジョナサン的な場所で待つ。

PCも開ける。

といった理想の展開を目前に、

運命が狂います。

新横浜から買っていた帰りの切符で、

最寄の小田原に行こうというのです。

僕ですか？

僕がそんなこと言うわけないではないですか！

人生の、めっきの先輩であるマルチの大胆発言に

僕は有無も言えず付き従う事に…

証拠はありますよ。

ちゃんと本当に小田原行きましてん。

うひょー言いながら

坂道登って小田原城を撮影したり、

マニフェスト通り、5時間遅れで￥300円のお昼ご飯を食べたり、

カフェでPC広げたりしながら

ようやく電車の時間が近づき駅に行くと、

ねぇ、父さん。

ひかり号はこちらのプラットフォームには

いらっしゃらないんでしょうか。。

というわけで、僕たちを乗せるはずだったひかり号が

小田原を全速力で通過する事が判明。

徐行すらしないと思われ、

全速力で通過する新幹線に飛び乗るわけにも行かず、

｢泣きのこだま｣決定です。

誰を責められる訳でもなく、

なかなか泣きそうな自由席を存分に味わいつくし、

ボロボロになりながら新幹線を乗り継いで

日付変更寸前に福井に着陸。

いやはや何とも無事に1泊2日の全工程を終了でき、

またまた皆様との出会いを体験する事ができまして

感謝の一言でございました。

行くとつらいけど、

このなんとも言えない充実というか達成感が

やみつきなんですなー。

そんで、行脚から帰った後にブーメランのように

社内の業務に吹っ飛ばされそうになりながら

しかもブーメランですので遠くへぶん投げれば投げるほど、

戻ってきた時の衝撃が大きいというか何と言うか

この感じ。行った人にしかわかんないですねー

ともあれ今回も皆様本当にありがとうございました。

謝っ！